恋の奈落の滑り台

わたしを引き込む魔法のスロープ

僕のことを一生見ていれば絶対に目が合いますよ

三宅健はファンのことめちゃくちゃ見てる』
何度も何度も聞いた言葉だけど、それを肌で感じたことは一度もありませんでした。そもそも「アイドルと目が合った」と絶対的に確信したことはこの少ないジャニオタ歴の中ではほとんどない。なかった。

私は勿論自分のファンの人を優先にコンサート会場では見ています、探しています。
私のファンの人知りませんか?!私のファンの人知りませんか?!っていう感じで探してます。名古屋で、私と眼が合った方々、私は確実にあなたを見てますよ。僕はトロッコで通り過ぎた後とか見てるから、他のメンバーが次から次へと来るじゃない、それに対してどういうリアクションをしているのかとか見てたりしてるからね。手を振られたとかっていうのはあるのかもしれないですけど、見てるから。手を振れなくたって。見てるよっていう見てるんだからちゃんとこっちの事も見てよって感じです。
だからといって、嘘はやめてほしいんだけど、眼が合っただけで崩れ落ちてくれる女の子とか居るとちょっと嬉しいよね。ドS心がワクワクしちゃう♪次から次へと軒並倒していってやろうかって思っちゃうもんね。何人を床に沈められるかって、こっちはトロッコに乗ってるからね。

(2017.8.28 三宅健のラヂオ「ラヂオの日記」より)

 

皆のことちゃんと見てますから、みんなねこっちのこともちゃんとわかってほしいんだよね。
だってさトロッコに乗っててさ、スタンド側も見ないといけないし、アリーナ側もみなきゃいけないし、どっちも見ないといけないじゃん、でもトロッコは動いているわけ、だから、スタンド側に手を振ったり、皆のことを見てたりしてる間に、その反対側の人達は見ないでお尻向けたまま前にトロッコは進んじゃってるわけだから、こっち側のさっき手を振れなかった子達にも振ってあげなきゃって思うじゃない、そうすると振ってあげなきゃって思う人達は、次来る他のメンバーの方に集中しちゃってて、そっち向いちゃってるから、だから僕と目が合わないんだよ、で、僕はじゃもう結構ですって次に行くから、どうぞどうぞってって感じで、だから次の人になっちゃうだけで、僕の事を見てれば、僕の事を一生見てれば絶対に目が合いますよ。

(2017.9.18 三宅健のラヂオ「ラヂオの日記」より

 

本人もこう仰っておられるほど、健くんは本当に自分のファンのことを見ている、らしい。ちなみにこの9月18日の放送では『健くんと見つめ合った気がする』というリスナーからのメールに対して『この子覚えてる。目合ってたもん。』とも答えているからすごい。三宅健は本当にすごい。わたしは彼のこういうところがすごく大好きなんですよね……
ただ最初にも書いたとおり、わたしは「健くんがこっち見てる!」「目が合った!」と実感したことはいままで一度もなくて、2年前に初めて入ったアニバコンでもトロッコが近くまで来たのに直前でお尻を向けられてしまったり(ちなみに健くんのお尻は最高に可愛かった)、花道が近いときでもなんとなく自分は視界に入っていないような…?という感じばかりでした。そもそも健くんに対して「絶対にファンサもらうぞ!!!!!」という過度な期待は持っていない(持たないようにしている、と言った方がいいかも)から、その分凹むこともなかったんだけど。でもやっぱり良い席が来ると「もしかして…?」と思っちゃったりする。少しの期待は仕方ない。

 

9月30日、TheONES札幌公演初日。今回本当に良いご縁があり、交換でスタンド1列目の席を譲ってもらうことができました。生まれて初めて入った最前列。外周がないとはいえ、やっぱり最前はすごい。アリーナがめちゃくちゃ近い。(当たり前) 慣れない席にそわそわしつつ開演を待っていると、ふとやばいことに気付くわたしたち。

「えっ……もしかしてアリトロが目の前を通るのでは?????????」

そう、アリトロの導線がまさにわたしたちのブロックの目の前だったのです。まず近くのトロッコに乗り込んだのはトニセンの3人。まじでチョ〜目の前を通り過ぎていきました。坂本くんと長野くんとばっちり目が合った……これが目が合うということなんだ……初めて至近距離でアイドルと目が合ったよ………めちゃめちゃめちゃかっこよくて美しくてキラキラしていました。(井ノ原さんは上の方にイェイイェイしてたので目は合わなかった)

で、こちらに帰ってくるトロッコに乗っているのはカミセン3人。剛くん担の友達と「やばいやばいやばいしぬしぬしぬしぬ」とその瞬間を待ち構えていたものの、そのトロッコは違う導線を通ってバクステに帰っていきました。残念な気持ちとほっとした気持ちが混ざり合って、思わず友達と笑いました。「命拾いしたね〜」つって。

そして迎えたアンコール。またわたしたちの近くにトロッコがスタンバイされました。だれが乗るんだろう……ドキドキしながらその先を目で追うと、各方面に手を振りながら歩いてくる健くんの姿。

いやいやいやまさかまさかまさか……まさかだよね????そのままトロッコに乗り込んだりしないよね?????乗り……乗……乗った、、、、、、、、、
三宅健は自分のファンを本当に見ているから、何があってもこの団扇を絶対に見せるんだよ!!!」という友達からの助言を頭の片隅におきながらも、手が震え、膝が笑い、『健』と書いた団扇をアピールすることも、ましてや手を振ることもできずに、ただただこちらに向かってくる健くんのお顔を見つめることしかできませんでした。どんどん近付いてくる健くんを乗せたトロッコ。もうわたしの心のキャパシティはギリギリ状態。

そして次の瞬間、スタンド全体に手を振る健くんの視界の中に一瞬だけ自分もふわっと入ったような気がしました。あっ……って思った。いま、視界に入ったな、って。さっき坂本くんや長野くんと目が合ったときに感じたアレと同じだから、間違いない。いま、ほんとに一瞬だけ健くんと目が合った。気がする。いや、合った。視界に入った。入ったよね?????その事実に気付いた途端にもう溢れる涙を抑えることができませんでした。本当にひどい顔をしていたと思う。友達に肩を抱かれながら流れていく健くんのことを見送っていると、去り際にもう一度、今度はしっかりと、こちらを確認するかのように、バチッと目と目が合いました。時間にして1秒足らず、でもわたしにとってはその瞬間、時が止まったような、生まれて初めての感覚に陥りました。これよく聞くけどまじで大袈裟じゃない。時間って止まるんだ。すごい。すごかった。もう少しずつ記憶が薄れつつあるんだけど、あのときの健くんの表情はものすごく真顔で、「目が合った」というよりも「見られた……」っていう表現の方が合っているような気がする。めちゃくちゃ泣いている顔を見られてしまった……という感じ。健くんが通り過ぎたあとも膝のガクガクが止まらなくて、しばらく流れてくる曲も頭に入ってきませんでした。


初めて目が合っただけで、手を振られたわけでも、指をさされたわけでもないのに、ここまで感情を揺さぶられるとは思わなかったし、子どもの頃からテレビで見ていた健くんの視界の中に一瞬でもわたしを入れてもらえたことがただただ嬉しかった。だからなに?と言われてしまえばそれまでだけど、視線ひとつだけでここまでひとの心を掴んで離さない三宅健というアイドルは本当に最強だということはまぎれもない事実なんですよね。

『僕のことを一生見ていれば絶対に目が合いますよ』は本当だったんだなあ。もうこの記憶だけで生きていけそう。三宅健を好きでよかった、とまた思わせてくれた出来事でした。一生大好きです。